僕は、今年の3月くらいからリモートワークになり平日日中は家でPCを使って仕事をしているのですが、正直、無駄な労働時間が減ったと感じています。
会社に出勤していた時は、ふと話しかけられたり誰かに呼ばれたりしてなかなか自分の仕事ができずに悩んでいたこともありました。
先輩や上司、作業を依頼したシニアエンジニアが定時超えてるのに世間話で1時間経過なんてこともありました((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
僕があまり強く言えなかったのも原因なのですが、そのおかげもあり、残業100時間超えが毎月続いた時期もありました。
しかし、リモートワークで会社のいろいろな人の働き方を見ているとやたら労働時間が長い人もやっぱりいて、僕自身も含めてそういう人はどういう人なのかを考えていったところ、5つの無駄な行動がわかりました。
今回は、5つの無駄な行動とその解消法について紹介します。
あ、会社で残業時間長い人はとても優秀な方々です。
残業100時間超え
まず残業100時間というと、いわゆる定時が9時〜18時までで、1ヶ月20営業日あるとすると毎日5時間残業をしているということになります。
ということは、サラリーマンが毎日23時くらいまで仕事をやっているということになります。
実際はそこまでいかないまでも、20時や21時まで仕事をしている人もそれなりにいるのが現実です。
これを一概に非難する気はありません。
というのも、踏ん張り時で多少のオーバーワークをする必要があることもあるでしょうから。
しかし、
こんな働き方をしていたらほぼ精神か肉体のどちらかを病みます。
僕も、病みました笑
ちなみに、経営者はいいと思います。だって、自分のやりたいことをやっていますし、そもそも労働規約上の労働時間もないですからね。
テレワークなのに毎日3時間以上残業しているサラリーマンの無駄な働き方と解決策5選
その1:上司や年上の頼み事を断れない
まず1つ目は、上司や年上の人の頼み事を断れないということです。
特に、自分がその職場、部署などで最年少だったり、新しく来た人間だったりする場合はなかなか難しいですよね。
皆さんはこういう時どうしていますか?
僕の解決法としては、以下のステップでさばきます。
【上司や年上の頼み事を断れない の解決策】
1.締め切りと内容を確認する
2.締切に余裕があり、受けられそうであればその場は受ける
3.締切に余裕がない場合は、タスク表やスケジュール表を出して優先度を調整する
当たり前のことを書きました。
実際は
「今まさにこのタスクが明日までにやらなければならないため、すぐに着手ですることが難しいんです( •̀ㅁ•́;)」
とかなんとか言って断っていることも多少はあります。
仕事なので、不測の事態や緊急事態はあるものですが、気合と根性論になって自分が潰れないように調整をしています。
もし言いづらい場合は、TrelloなどのTODOツールで自分のタスクがどれだけあるかを見せながら話すといいです。
その2:ぎっちり予定を埋めがち
これも、危ないですね。
ぎっちり予定を埋めるということは、バッファーがないということ。
そのため、「どこかで予定が崩れたら、全てが崩れてしまう」という脆いものでもあるからです。
オフィスにいると、話しかけられることで、午前10時位には予定が速攻で崩れる場合もありますし、オンラインだと通話で予定が速攻崩れる場合もよくあります。
そういうことも見越しつつ、リフレッシュもいれつつで余裕を持っていきましょう。
皆さんは、予定ぎっちり入れがちですか?
解消するためには、優先順位づけと捨てる勇気です。
【ぎっちり予定を埋めがち の解決策】
・タスクの優先順位を明確にする
・不要なタスクや作業は捨てる
今机上にあるすべてのタスクが等しく重要ということは絶対ないですし、する必要もないタスクもあるはずです。
まず自分で優先順位と捨てるタスクを選別し、上司がいれば報告しつつ合意を得るようにすると良いです。
僕も1時間仕事したら10分位はストレッチしたりおやつタイムにしたり、なんだかんだモニタから目を離すようにしています。
その3:全てに等しく丁寧
根が優しい人や丁寧な人にはよくあるのですが、全てに平等に丁寧に接していたら身体がいくつあっても足りません。
仮に聖徳太子のように1度に10人の話が聞けたとしても自分の脳は1つなので、処理できることには限界があります。
八方美人は八方塞がり
そこで、丁寧にやる部分とざっくりやる部分を分けてみましょう。
【全ての人に等しく丁寧 の解決策】
・丁寧にやるべきものとやらなくてもいいものを分類する(誰に頼まれたか、自分に求められているものにとってどれくらい重要か)
・嫌われる勇気を持つ
個人的にはまずはそこまで丁寧にやらない、ざっくりやる部分をピックアップしてみると自分の中でも認識できると思います。
そして嫌われる勇気を持つことです。
「みんな好きだよ!」と言っていいのは、アイドルだけです。
1人の人間なら、本気で好きな異性はたくさんいないはずです。嫌いな人もいるはずです。そういうもんだと思って、接すると気が楽です(^^)
嫌われる勇気は、とてもいい本なのでぜひ読んでみてほしいです。
その4:聞き上手
実は僕もよく「聞き上手だね」と言われます。
素晴らしい長所だと思っているので、大事にしたい能力です。
ただこれ、今回の話からすると地雷なんですよね。
何故でしょう?
それは、話したがりな大人の餌食にされるからです。
話したがりな大人ってかなり多くないですか?
最悪なのが自慢話、過去の栄光、愚痴です。さらにウルトラ級に最悪なのがこの話を何回もしてくる大人です。自分の経験則では35歳位以上になるとこの『自分のこと話したいマン』の率が高くなるように感じています。
もう、犯罪ですよこれは。
おかげで、ずっと話を聞いていなければならず、その分の自分の時間が搾取されていきます。嫌われる勇気を読んだ僕でも、話を切るってなかなかできないですし。。。
人の時間を奪っているという自覚のない大人にはなりたくないですが、この被害者の場合はどう対処したらいいでしょうか?
オンラインの場合は簡単です。
【聞き上手 の解決策】
「すみません、そろそろ次の打ち合わせがありまして。。。」
と、申し訳無さそうに、急いでるっぽく言う
ここは、嘘も方便です。『自分のこと話したいマン』に対抗するための必要な武器だと思いましょう。
その上で、話を続けてくるような場合は、もうその人から距離を置きましょう。働く場所を変えるというのもいいと思います。
その5:他の人に頼らない(頼み事ができない)
仕事ができる残業する人は他の人に頼ることが少ないです。
自分でやったほうが速い、他の人に教えている時間がもったいない、なんか自分ができないから頼んでいるみたいでプライドが許さない、、、など理由は色々あるでしょう。
皆さんは、適度に人に頼って仕事できていますか?
全部自分でやる人の場合は、自分で自分の首を絞めてしまっているだけです。
【他の人に頼らない(頼み事ができない) の解決策】
・まず誰に何を頼めるかを考える
・頼んだ数だけ、自分の手が増えて結果自分の作業が進むと考える
積極的に人に仕事を振っていくという行動を意識付けたいところです。
だって、会社組織の社長とかなんて実務を全部自分でやること無いですもんね。
本で学びたい人は、こちらがおすすめです▼
人に頼む技術コロンビア大学の嫌な顔されずに人を動かす科学 Kindle版
番外編:趣味がない
番外編です。趣味のない人は残業しがちです。
「確かに!」
と思った人いるのではないでしょうか?
趣味がないから、仕事にフルコミットするというのは1つの長所なので仕事大好き大好きならそれは素晴らしいと思います。
僕が見てきた傾向として趣味をもっている人は優先度は異なれど自分の趣味をする時間もない会社では働きません。
仕事が最大の娯楽というのは僕も賛成ですが、趣味から得られるものもありますし、いい区切りとして趣味を持っておくことは素晴らしいと思います。
なにより、人生が豊かになります。
僕は、読書や散歩や旅行も趣味ですがそこを犠牲にしてまで働く必要があるのかと言われたらあまり意味を感じませんね笑
まとめ:残業は麻薬 意識を変えて人生を楽しむ
ここまで、優秀なのに残業が多いサラリーマンの傾向を見てきました。
皆さんも該当するものがあったのではないでしょうか?
僕が残業の多い会社で働いてきて思ったことは、残業は麻薬ということです。残業はかなり習慣として身につきやすい厄介なやつです。
更にたちの悪いのは、周りの環境でこの麻薬が合法化されてしまうことです。
僕たちが1番やるべきことは、人生を精一杯楽しむことだと思います。
仕事に忙殺されて、楽しみもない、自己研鑽もできない、というスパイラルに入っていい人はいません。
ぜひ、残業の多い人で僕の気づいた5つ+番外編にピクッときた人は、小さいところから変えていきましょう。
そして、できた時間で何すればいいかわからない場合は読みたい本を読みましょう!